錦糸町の北口、大通りから一本左の道筋は、アジアンキッチンストリートだ。
タイ料理、韓国料理、ネパール料理などの店が20mくらいの間隔で軒を連ねている。
通り沿い右にあるタイ料理の「タイランド」は錦糸町で名の知れた店らしいが、
もう一つ、同じ通りにある伊藤クリニックの手前を左に入ったわき道に、
「タイランドショップ」という姉妹店がある。
タイランドの店構えが賑々しいのにくらべ、
こちらは、入り口にタイラーメンのメニューが貼ってはあるが、
お客さんを呼び込もうというオーラは、からきし感じられない。
あやし~い雰囲気である。
でも気になる、、、
ってんで、ランチも15:00までやっているので、
思い切って、アルミの引き戸をガラッと開けてみました。
店内は明かりはついているものの薄暗い。
中央に大きな円卓があり、そこでラーメンを食べている女性が一人。
その向こうにエスニックな食材が陳列されたスチール棚と、
冷凍食材が入った大きな業務用冷凍庫が構えている。
この、薄暗さと店内の様子は、覚えがある。
タイやベトナムのマーケットや道端にある、裸電球がついている定食やさんの雰囲気だ。そうだ。ちょっと埃っぽさが入る、暑さの少し引いた夕暮れの。ドアとかない半オープンエアの店。チェックや花柄のすすけ気味なビニールのテーブルクロスがかかっている。
眺めながら通りがかると、店の人が「外国人」「客なのか冷やかしか」というようなひそやかな視線を返してくる。あの感じをいっぺんに思い出す。
サイミーの汁ビーフンを頼む。
店員が水と一緒に調味料のセットを持ってくる
アジアでよく見たのは4つの調味料が入るやつだが、ここのは6つだった。


日本の店のように、客に対して丁寧とか気遣うとかいう雰囲気は薄く、
どちらかというと素っ気無い。
食べる場所というより、名前のとおり、ショップ の割合が高いみたい。
ラーメンは、すごく特徴があるわけではないが、鈍い味ではない。
本場の基本ラインは外さない、といったところ。
500円で安いのも嬉しい。
もう一つのテーブルには、お持ち帰り用のカレーがビニール袋に入っておかれていました。
ビニール袋をゴムでゆわえただけの、このスタイルも現地っぽい。
食べに入ってくる人は、私が居る間は日本人は一人もいなかった。
帰りに細ビーフン買いました。
人にあえて勧めはしないけど、私にとっては日本に居ながらにして、アジアの雰囲気を味わえる、貴重な一店の発見となったのでした。
タイラーメン タイランドショップ 墨田区錦糸3-7-5 TEL 03-3625-7215
11:00~15:00 17:00?~22:30 月休